匠龍木工社
		SHORYU MOKKOSHA
		-台所をつくろう-
	
台所は、家具です。

					あえて「台所」と呼びたい。
					そこは調理の場であり、会話の場でもある。
					だから、居心地が必要だと思う。
					木の風合いは、空間を穏やかなものにする。
				
					台所は “大きな道具” でもある。
					普段使いのツールであり、
					まな板や包丁など日用品と変わらない存在だ。
				
					私たちは、台所職人。
					システムキッチンや高級ブランド家具ではなく、
					木が主役の台所をつくっている。
				
					大切にしているのは、
					作業効率や価格競争とは異なる、
					地道なものづくり。
				
					そんな私たちの考え方に、
					お付き合いいただければ幸いです。
				
					削る。大胆に、繊細に。
				
				手仕事をささえる道具たち 01
- [のみ・うがつ・サク]
- 鑿(のみ)は、木材、石材、金属などに穴を穿ったり、彫刻したりするのに用いる工具。部材に対して尾部をハンマーなどで叩く叩き鑿と、両手で突く突き鑿に大別される。
					切る。使い心地を高める。
				
				手仕事をささえる道具たち 02
- [のこぎり・のこ・きょ]
- 木材のや金属・石などの切断に使用する、薄い鋼板に歯形を刻んで柄をつけた工具。木材の繊維に合わせて切断するものを縦挽き鋸、横断して切るものを横挽き鋸という。
					手触りを、仕上げる。
				
				手仕事をささえる道具たち 03
- [かんな・かな]
- 木材の表面を削ってなめらかにする大工道具。かける場所により平(ひら)鉋・丸鉋・溝鉋など、用途に合わせて多くの鉋を使い分ける。現代によく見る台鉋は室町時代に導入された。
					叩く。打つ。細やかに。
				
				手仕事をささえる道具たち 04
- [つち・うつ・つい]
- 槌(つち)は、物を打ち付けたり、潰したりする道具。玄能は主に鑿を叩く道具として使われる。その他釘などを叩き込む際に使用する金槌や鉋刃の出し入れに使用する木槌などがある。
					図面と木材の橋渡し。
				
				手仕事をささえる道具たち 05
- [さしがね・のり・く]
- 直角に折れ曲がった形で、表には正規の目盛りを、裏にはその倍や1/π倍などの目盛りを刻んだ金属製の物差し。直角定規としての用途も兼ね、木工・建築で用いる。
 
			
